西図書館(船橋市西船1)2階ギャラリーで8月9日から、ギャラリー展「きらきら眼鏡」が開催されている。
同展は、船橋市出身・在住の作家・森沢明夫さん原作で船橋が舞台の映画「きらきら眼鏡」公開日9月7日に向け、より多くの人に映画を知ってもらい、さらに盛り上げることを目的としている。同映画は多くの市民が映画製作やエキストラとして関わり、市内各地でロケが行われた。
同展では地元有志らによるボランティア団体「船橋宿場町再生協議会」の協力のもと、映画の台本や映画内で実際に使用した小道具などの展示のほか、市内各地のロケ地紹介のパネル、映画化までの舞台裏を紹介するコーナー、森沢さんの書籍コーナーなどがある。
同館の廣澤恵美さんは、「自分たちが知っている場所がたくさん出てくるので、今回の展示で撮影場所を知ってもらって、そして映画を身近に感じてもらえれば」と話す。「映画のことを知らない来館者が映画に興味を持ったり、映画に興味がある人が図書館に来るきかっけになったりすればさらにうれしい」とも。
子連れの20代女性は「生まれ育った船橋が舞台になっている映画があるとは知らなかった。映画は子どもが小さくてなかなか行けないので、本を読んでみたい」と話した。
9月12日まで開催。開館時間は9時30分~20時00分(土曜・日曜・祝日は17時まで)。入場無料。8月27日は休館。