成田街道沿いにあるスポーツ用品店「マエハラスポーツ」(船橋市前原西7)が11月17日、リニューアルオープンした。
今年で創業40周年を迎える同店。野球とソフトボール関連商品を主力にそろえる。リニューアル後の店舗は真っ白な外装。店内は木材の香りが漂う。壁一面に野球グローブをディスプレーするほか、地元野球チームのユニホームも飾っている。
新店舗は、建築デザイナーの川畑新二さんが「古き良きアメリカの路地裏」をコンセプトにデザイン。木材の大きなカウンターやコンクリート打ちっぱなしの壁は、ベーブ・ルースの活躍した時代を意識したという。
専務の天野桂吾さんは「インターネットが普及する中、『マエハラスポーツでしか買えないもの』を追及している」と話す。今回のリニューアルで取り入れたのは、「レーザー刻印」の機械。ミシンの数も全5台そろえ、以前は裏に置いていたミシンは、リニューアルにあたり、来店客から見える位置に移動した。「付加価値をつけることをメインに押し出した。バッティング手袋に名前を入れる人は多いが、当店では購入した日に名前を入れてすぐ持ち帰ってもらい、すぐに使えるのが強み」と話す。
同店ではこのほか、ツイッターやインスタグラムなどのSNSを使い、積極的に店の情報を配信。店舗リニューアルの過程もタイムリーに発信してきた。
営業時間は、11月~2月=10時~19時、3月~10月=10時~20時。水曜定休。