ふなばし三番瀬環境学習館(船橋市潮見町40)で現在、三番瀬に訪れる野鳥をテーマにした企画展「三番瀬いいとこ鳥(どり)展」が開催されている。
同館スタッフの小澤鷹弥さんによると、三番瀬では現在、年間50種類以上、約9万羽の水鳥が観測でき、秋から冬は野鳥観察のベストシーズンという。小澤さんは「ふなばし三番瀬海浜公園は、海にいる鳥を間近に見られる数少ないスポット。鳥の自然な姿をそのまま見て観察し、環境学習館でさらに知識を深めてほしい」と話す。
同展では、始祖鳥の化石や鳥の骨格標本などの展示や、写真や動画、グラフなどを使って鳥の進化や生態を紹介するコーナー、鳥の羽の形を忠実に再現したマントを着たり、いろいろな鳥の重さを当てるクイズ、三番瀬で見られる鳥の写真を貼って地図作りに参加できる体感型展示も用意する。
期間中、特別イベントとして、オリジナルの風見鶏を作るワークショップ、館内や三番瀬干潟をまわるツアーも行う。参加は同館ホームページの専用フォーム、メール、電話で受け付ける。
開館時間は9時~17時。月曜休館(12月29日~1月3日まで休館)。入館料は、一般=400円、高校生・大学生=200円、船橋市外の小・中学生=100円、船橋市在住・在学の小・中学生・未就学児無料。来年2月24日まで。