プロ野球選手として活躍した林昌範さんが、船橋中央自動車学校(船橋市飯山満町2、TEL 047-464-3421)の営業部長に就任し間もなく1年になる。
林さんは七林中学校、市立船橋高校出身で、高校卒業後はピッチャーとして巨人、日本ハム、横浜DeNAで活躍していたが、昨年12月に引退。現在はプロ野球の解説やコーチとして活躍する傍ら、林さんの父親が経営する船橋中央自動車学校の営業部長として奮闘している。
林さんは「自動車学校にいつか自分も関わるというのは、小さい頃から頭の片隅にはあったが、引退を機に父から手伝ってくれとの話があり、迷いはあったが自分のできる範囲でやっていこうと決意した」と話す。
同校は1971(昭和46)年に開校。鎌ヶ谷市にも姉妹校があり、現在鎌ヶ谷唯一の自動車学校になる。林さんは「いろいろ覚えなければいけないことが多く、パソコンも勉強中」とほほ笑む。営業部長としての1年を振り返り、「組織の中で仕事をするというのは選手時代も教習所も同じ。ここで働く人がよりよい環境で働けるようにするにはどうすればよいかを考えている。教習所に通うのは、人生で一度きりのことが多い。ここに通ってよかったと思える環境づくりにも力を入れていきたい」と話した。
今年3月には、母校の七林中学校で「夢を見つける方法」というタイトルで授業を行った。「今は東京から通勤しているが、生まれ育った船橋に自分ができることで恩返ししていきたい」と話した。
営業時間は9時~20時(日曜は19時、祝日は18時まで)。月曜定休。