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船橋を舞台にした吉本ばななさんの「ふなふな船橋」、市民が朗読劇で

きららホールでの自主練習の様子

きららホールでの自主練習の様子

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 吉本ばななさんの小説「ふなふな船橋」の朗読劇が12月15日、船橋市民文化創造館「きららホール」(船橋市本町1)で上演される。

演出家の小山ゆうなさん

 「ふなふな船橋」は2015年3月から8月にかけて朝日新聞の夕刊に連載された長編小説で、作品の舞台は船橋駅近辺が中心。船橋で暮らす孤独な女性が悲しみを乗り越えて成長していく様子を繊細なタッチで描いている。吉本さんは執筆に当たり船橋に何度も通い、作中には実在する店舗や船橋のソウルフードである「スズキめし」や「ソースラーメン」も登場する。

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  今回の朗読劇の出演者は「広報ふなばし10月15日号」で公募した一般市民。応募者28人全員が出演し、10代の小学生から60歳以上の高齢者まで年齢はさまざま。過去に船橋市が主催した演劇プロジェクトへの参加者が多かったが、演劇未経験者も数人いたという。

 演出は演出家・小山ゆうなさんが担当。小山さんは演劇・演出・戯曲などで多数受賞し多方面で活躍する人物。発声・演技などの指導は、千葉県出身で映画、NHK大河ドラマ、舞台などで活躍している俳優・松村良太さんが行った。

 小山さんは「義父母の家が西船橋なので、船橋はとても身近に感じている。今回の朗読劇は地元の方が具体的にイメージをしながら話すことができるので、やはり地元の方にしかできない作品になると思う。船橋の魅了を改めて観客の皆さんと共有し、元気になっていただける作品になればうれしい」と話す。

 練習は今年11月から始まり、10回以上に及ぶ。自主練習でもメンバー同士、「立ち位置はここでどうか?」「語尾ははっきり言ったほうがいいのでは」と互いに確認し合い、和やかに進めている。

 当日は14時30分開場、15時開演。チケット料金は一般=2,500円、ペアチケット=4,600円、高校生以下=1,000円。きららホールで販売する。全席自由、未就学児入場不可。

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