ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町)で毎年恒例の「さくらまつり」が3月21日から開かれている。
内には10種類以上、約800本の桜が植えられている。開花時期は品種によって異なり、同イベントはソメイヨシノが見頃を迎える時期を中心として毎年3月下旬から4月上旬にかけて行われる。春休み期間ともあり、週末を中心に、小さい子どもからシニアまでが楽しめるさまざまなイベントを用意している。
園内ではすでに「カンヒザクラ」「シナミザクラ」が満開となり、ワンパク広場周辺にたくさん並ぶ「ソメイヨシノ」は咲き始めたばかり。同園管理課の田久保晄市(こういち)さんは「登園でのソメイヨシノの満開予想は、当初は3月29日~4月3日と読んでいたが、27日現在では4月1日~6日が満開予想」と話す。
同園のホームページでは「桜の開花情報」をこまめに更新している。3月27日現在の情報によると、「カワヅザクラ」=終了、「カンヒザクラ」=散り始め、「シナミザクラ」=満開、「ソメイヨシノ」「オオシマザクラ」「ヤマザクラ」=3分咲き、「シダレザクラ」=4月上旬開花予定、「ヤエザクラ‘仁科蔵王(ニシナザオウ)’」=4月中旬開花予定、「ヤエザクラ」=4月中~下旬開花予定となっている。
「ヤエザクラ‘仁科蔵王’」は園内に1本だけある品種で、黄色い花を咲かせる。場所は「太陽の池」から子ども美術館に向かう途中、「太陽の池」と「じゃぶじゃぶ池」の間にある道沿いにある。
同園コミュニティーセンターでは「らんのふしぎ展・即売会」も今月30日まで開催。アンデルセン童話をテーマにしたランの展示のほか、さまざまな品種のランの販売も行う。
田久保さんは「当園には10種類以上の桜があるので、時期をずらして楽しめる。どなたでも園内の桜をゆっくりと楽しんでいただけたら」と話す。
「さくらまつり」は4月7日まで。