かき氷専門店「mizoreya(みぞれや)」(習志野市大久保1、TEL 047-778-3100)が3月23日、大久保商店街近くの路地にオープンした。
我孫子市出身の店主渡辺隼さん(33)は、27歳までパティシエとしてケーキや焼き菓子を作っていたが、27歳の時に小麦アレルギーになったこと、もともとかき氷が好きだったことからかき氷の道に進むことに決めたという。
柏にあるかき氷専門店「三日月氷菓店」で働き、5年間かき氷作りのノウハウを勉強し同店をオープンした。
店舗面積は8坪。内装は木材をふんだんに使用した木の香りが漂う落ち着いた雰囲気。2人掛けテーブル5卓を用意。渡辺さんは「内装は男性客も入りやすいように意識した」と話す。
かき氷は、定番の「抹茶」(680円)、「ブルーハワイ」(580円)、「宇治金時」(730円)に、和三盆(わさんぼん)とハチミツで作った自家製シロップをかけた「金のみぞれ」(630円)など6種類に加え、「マンゴーみぞれ」、「ブラットオレンジ」(以上730円)など期間限定のかき氷も2種類用意。全てのかき氷に練乳、ヨーグルト、レモンシロップの中から一つ付けられる。
「口の中でふわっと溶けてキーンとしないかき氷と、余計なものを入れず、素材の味を生かしたシロップを意識した」と、渡辺さん。現在はかき氷のみだが、冬季には焼き菓子や温かいメニュー、ドリンクなども提供する予定。「期間限定のメニューで来るたびに色々な味を楽しんでみてほしい」とも。
営業時間は11時~17時。水曜定休。