小松菜料理の食べ歩きイベント「こまつなう2019」が年5月26日から6日間、市内の飲食店約40店舗で開催される。
同イベントは、小松菜生産者たちの「小松菜のおいしさや栄養価をもっと知ってもらい、市内飲食店と船橋を盛り上げていきたい」という思いから、「小松菜の日」の5月27日周辺の期間で開催。飲食店と一緒に行う小松菜PRイベントは、今回で10年目になる。今年結成された、船橋の自然・産業・農業など多方面に魅力を発信するPRアイドル「船橋ひまわり娘」も応援している。
船橋駅エリアは「いっきゅうfunabashi」や「街のピザ屋 コンパーレコマーレ」など18店舗、船橋駅北口エリアは「ホルモン酒場 フナバシ屋」「炭火串焼厨房(ちゅうぼう) くふ楽」など20店舗、西船橋駅南口エリアは下総中山・本八幡エリアも含む6店舗で開催。各店舗は小松菜を使った趣向を凝らしたメニューを参加者に提供する。
小松菜の栽培をより強化するために、複数の小松菜農家が団結し発足したのが「JAちば東葛西船橋葉物共販組合」。研究を重ね年に約8回収穫できる小松菜栽培に一本化し、さらに安心・安全な小松菜を作るために、所属農家全てが「エコファーマー」を取得している。
現在は非常食用小松菜パンや小松菜パウダーなどの加工食品も開発し、「船橋ブランド小松菜」を広げる活動を積極的に行っている。
イベントの実行委員長で「ひらの農園」代表の平野代一さんは「イベントには、ストーリーと連携が大切。小松菜のPRも10年目を迎え、さまざまなメニューが登場している」と話す。