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船橋のハンバーガー店「GOLDEN BUGER」が閉店へ 店主が作家活動に専念

50歳を機に作家活動に専念するオーナーの中原さん

50歳を機に作家活動に専念するオーナーの中原さん

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 船橋の手作りハンバーガー専門店「GOLDEN BUGER」(船橋市本町1)が4月中旬で閉店する。

名物のハンバーガー

 元バーテンダーで料理人として修業を積んできた中原宙さん(50)が2009年、「今、ハンバーガーって旬だな。船橋にはバーガーバーがないから作ったらはやるんじゃないか」と考え同年12月に9坪のハンバーガー専門店を開業した。

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 当時、ファストフードではないハンバーガー専門店は都内には多数あったが、船橋市内には珍しく、試行錯誤しながらグルメバーガーとも呼ばれるぜいたくなハンバーガー文化を船橋に根付かせる立役者として寄与してきた。

 大のプロレスファンである中原さんは、同店でプロレスファン同士が熱く語り合う「プロレスミーティング」を4年前に企画し、プロレスライター・ターザン山本さんをゲストに呼び第1回を開催した。その後、年1回開催し、鈴木健三さん、藤原組長などもゲストで招きイベントを成長させてきた。

 「ふなっしー」人気絶頂期には、船橋の梨と小松菜を使った「ふなっしーバーガー」を開発。ふなっしーから公認を受けて西武百貨店の催事で販売するなど「船橋のなし」PRにも貢献した。

 そんな中、昨年末に中原さんの母が子宮頸がんを発症。看病と店の営業を並行していたが今年2月に入り病状が急変、帰らぬ人となった。失意の中に「長年の夢だった作家活動に専念をする機会」と一念発起して閉店を決意した。中原さんは「昔から『50歳になったら作家になる』と友人たちには宣言していた」と笑顔を見せる。

 現在はフェイスブックで発表した同店の閉店情報をキャッチしたなじみ客が連日駆け付けているという。毎月開催してきたイベント「バーガーナイト」も残すところ3月23日と4月の2回のみ。同店のブログやツイッターなどでの情報発信は継続する予定。も営業に全力を注いでいる。

 営業時間は、18時~翌4時(土曜・日曜は11時30分~)。火曜定休。

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