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船橋のタイ料理店が閉店 店主長男が居抜きでリニューアルへ

リサさんと息子の正樹さん

リサさんと息子の正樹さん

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 船橋駅南口の繁華街で2011年に開業したタイ家庭料理専門店「アジアンカフェ クントゥアン」(船橋市本町4、TEL 080-5906-6579)が4月7日、閉店する。

タイ家庭料理の定番から特長的なものまでそろえる

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 同店はタイ生まれのリサさんが開業し、気取らない家庭料理を提供する。1階は店舗面積4.5坪でカウンター7席、2階は店舗面積4坪で座敷席が4~6席。船橋市内の別の場所に拡大リニューアルを構想しているという。4月25日からは長男の正樹さんが「Okan(おかん)」として同店を居抜きで借り受け、内装をリニューアルして飲食店を開店する。

 リサさんは、夜は同店でカウンターに立ち、昼は別の仕事を掛け持ちしながら女手一つで正樹さんを育てた。正樹さんは、リサさんへの感謝の気持ちを込めて「Okan(おかん)=お母さん」という店名で初めての経営に乗り出す。

 クントゥアンの名前は、タイ語の「KHUN TUAD(曽祖母)」から。リサさんが子どもの頃、曽祖母に大切に育ててもらった記憶が深かったことから名付けたという。正樹さんも「おかんが、ひいばあちゃんへの感謝で店名を付けたので、自分もそれに倣った」と話す。

 営業時間は18時~23時。月曜定休。

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