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船橋の企業が障がい者の入居住居支援 「生活サポート付き住居」を全国展開

友野剛行さん

友野剛行さん

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 船橋の有限会社「あんど」(船橋市湊町2、TEL 047-404-1940)が現在、住宅確保要配慮者の住まいと安心をサポートする「生活サポート付き住宅」の全国展開を目指している。

「あんど」の仕組み

 住居弱者をサポートするシステムとして、「あんど」が家賃を保証、総合警備保障会社「ALSOK」と契約し、入居者の財産や権利、後見人制度利用などをサポート。さらにケアマネジャーや福祉サービス事業者、各種ケースワーカーなどと連携し、死亡・失踪の際の遺品整理費用も保証する。担当スタッフが週1回の電話、月1回の訪問を行い、全て住居人一人一人に合わせた完全オーダーメード・サービスを用意する。

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 「あんど」は2017年、福祉事業者と不動産会社が共同で立ち上げた会社。住宅確保要配慮者の事情をよく知る「ふくしねっと工房」社長の友野剛行さんと、住宅弱者の住居確保の難しさを実感してきたという不動産関連会社「山盛」社長の西澤希和子さんが手を結んだ。

 2017年12月には「障害者総合支援法」に基づく指定相談支援事業所となり、2018年3月には「居住支援全国サミット」で先進事例として事例報告を行った。同年6月、「住宅確保要配慮者住居支援法人」の指定も受けた。

 友野さんによると、船橋市内だけでなく、県外からも「生活サポート付き住居」の問い合わせは多いが、紹介できる物件が足りていないのが現状で、物件提供者からの問い合わせを待っているという。

 友野さんは「この取り組みを船橋市内だけでしか解決できないのでは意味をなさない」と話す。「全国展開して連携を図ることで、居住地の選択肢も増え、救える命がある」と意気込む。

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