ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町)で現在、「ひまわりまつり」が行われている。
夏の恒例イベントとなっている「ひまわりまつり」。同園では現在約2万株のヒマワリが満開の見頃を迎えている。1年を通してさまざまな花で彩られる同園では、この時期は園内各所でさまざまな品種のヒマワリが開花する。一番の見どころはメルヘンの丘ゾーンにある「花めいろ」。船橋市の市の花でもあるヒマワリで迷路が作られ、絶好の撮影スポットにもなっている。
迷路に使うヒマワリは、大人の膝の高さくらいの物。1本のヒマワリから複数の花がつく品種なので、小さい子どもも視界が開けたまま迷路を楽しめるようになっているという。植栽を担当するスタッフは「昔はヒマワリっていうと、大人の背丈ほど大きくて花が一つしかつかないイメージがあったけれど、今は品種改良されて、そんなに高さが出ず、花が何輪も付くものなどいろんな品種がある。何輪も花が付くから長持ちする」と話す。ヒマワリは、迷路以外に、エントランス、太陽の橋などにも飾られている。
7月27日からは「コミュニティセンター」で「食虫植物のふしぎ展・販売会」を行っている。「ハエトリソウ」「ウツボカズラ」など代表的な物から「モウセンゴケ」など珍しい物を展示販売する。初日は会場で「ハエトリソウの栽培講習会と捕虫実験」「ウツボカズラの植え付け・栽培講習会」が行われ、夏休みの自由研究にもなることから小学生が多く参加した。この日は、実際に食虫植物にダンゴムシを与える実験が行われた。
展示用の大きなウツボカズラを見た6歳の男の子は「はじめて見た。ちょっと気持ち悪いけれど、家の蚊を食べてもらえたら」と話していた。
開演時間は9時30分~16時。食虫植物展示会は8月4日まで。ひまわりまつりは8月31日まで。