ショーロンポウをメインに楽しめる台湾料理居酒屋「讃八小籠包」(船橋市西船4、TEL 047-404-3812)が10月16日、西船橋駅北口から徒歩1分の場所にオープンした。
店舗面積は10坪。カウンター9席と2人掛けテーブル3卓、6人掛けテーブル1卓を用意。店内の白い壁一面には、台湾で縁起物とされる大きな龍が墨1色で描かれ、木のぬくもりを演出する。
同店店主は、総武線西船橋駅北口近くでニシュラン店舗として認定されている「魚屋十番」と「鮪バル27マルシェ」を経営する渡辺孝之さん。
魚が主体の既存2店舗とは異なる形態の出店について渡辺さんは「昨年台湾へ旅行した時に、本場で食べたショーロンポウがおいしかったことがきっかけだった。西船橋に無い店をやりたかったので、手軽にショーロンポウを楽しめるような居酒屋にした」と話す。「経営する店で調理はしていたが、ショーロンポウは作ったことがなく全くの素人だったため、調理やメニュー開発はとても大変だった。見るのとやるのとでは全く異なり、ネットでレシピを調べたり、動画で作り方を見たり、都内ではやっているお店を食べ歩き、独学で研究してきた。今も毎日研究している」と話す。
同店オリジナルの定番メニューのショーロンポウは「原味-プレーン-」「蟹肉-カニ-」「松露-トリュフ-」の3種類。さらに週替りのショーロンポウ味が楽しめる。それぞれ4個入り、6個入りから選べる。他にもさまざまな台湾料理を用意。
「ショーロンポウは、皮があって、中にスープと具材が入っている。大げさに言えば、一口ラーメンとも言える。いろいろな味の可能性があるので、広く楽しんでもらえるショーロンポウを作りたい。食べ方が分からない方にはショーロンポウの食べ方のレクチャーもします。ほかでやってないことを取り入れて定番化していきたい」と渡辺さん。
営業時間は17時~24時。