今年で10周年を迎える「中山のおひなまつり」のオープニングセレモニーが2月15日、法華経寺本院(市川市中山2)で行われた。
主催は「中山まちづくり協議会」。JR下総中山駅から法華経寺に向かう黒門までの「中山商店会」(船橋市本中山)、黒門から法華経寺までの「中山参道商店会」(市川市)、若宮の「若栄会」(市川市)に、下総中山北口から左方面にある「下総中山こみち通り商店組合」も初参加し、参加約80店の規模で始まった。参加店・施設ではステッカーを掲出する。
今年は、同協議会や地域の小中学校、商店、公民館のサークルなどで作った「つるしびなのお飾り」が各店の軒先を華やかに彩っている。
同協議会副会長の花吾商店の松丸さんは「商店会の空きテナントでもひな段飾りを展示している。奥之院の御殿びな、清華園には岐阜県美濃市から預かったおひなさまもある」と話す。「始まったばかりだが、新型コロナウイルスの影響か、例年より高齢者層の姿が少なく感じる」とも。
2月22日・29日は、JR下総中山駅など10カ所のおひなさまに隠されている文字をつなげ、文章を作った人にプレゼントを進呈する「文字探しラリー」を行う。
「おひなさま顔出し看板」は法華経寺や清華園(市川市中山4)に設置。甘酒無料接待(2月24日10時~15時)、おしるこ無料接待(2月22日・29日10時~15時)なども行う。
2月22日は清華園で「手作りおひなさまワークショップ」(13時)、24日はJR下総中山駅集合(10時)で「おひなさまツアー」、など各所でさまざまなイベントを開催する。