暮らす・働く

船橋アリーナにひな壇飾り20セット展示-住民寄付の明治時代のひな壇も

地域住民から寄付されたひな壇を展示する對馬陽子さん 

地域住民から寄付されたひな壇を展示する對馬陽子さん 

  • 0

  •  

 船橋アリーナ(船橋市習志野台7、TEL 047-461-5611)1階のエントランスホールで現在、ひな壇飾りを多数展示する「ひなまつり」が開かれている。

島根県出雲市から寄付された、お城の中にお内裏様とおひな様が収まる「御殿飾りびな」(関連画像

[広告]

 今回で6回目になる同イベントの主催者は、美容室「MA-VIE(マーヴィ)」(高根台6、TEL 047-462-7587)の對馬陽子さん(72)。ひな壇飾りはすべて地域住民からの寄付で、今回は20セットを展示する。

 当時、對馬さんが会長を務めていた東町中央通り商店会での商店会活性化の一環として始めた同イベント。その際に自宅で眠るひな壇飾りの提供を地域新聞で呼び掛けたところ問い合わせが殺到し、今では40セットのひな壇飾りがそろっている。

 その中でもよりすぐりを展示。明治時代に作られたおひなさまや、島根県出雲市から寄付されたお城の中にお内裏さまとおひなさまが収まる「御殿飾りびな」、8段飾りのおひなさまなど珍しいものもあり、毎回多くの来場者が訪れ足を止める。

 對馬さんが全てのひな壇飾りを管理・保管し、賛同者や寄付した人に声を掛け、協力を得ながら毎年開催している。以前は商店会の空き店舗を利用して行っていたが、今回は船橋市へ「もっと多くの人に歴史あるひな飾りを見てもらいたい」という思いを伝え、アリーナでの開催にこぎ着けた。

 今でも「寄付をしたい」と遠方からも相談が寄せられるという。元の持ち主の許可を得て、寄付されたひな飾りを老人ホームなどの福祉施設へ譲ったり、日本文化を紹介する文化交流としてコスタリカへ送ったりもしている。「ただしまっておくだけではもったいないくらい素晴らしいおひなさまたちを、多くの人の目に見てもらうため、お嫁入りさせている」と對馬さん。

 開催時間は9時~17時。観覧無料。3月5日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース