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マスク不足受け母親たちが一念発起 「布マスクを届けようプロジェクト」

ハンドメイド作家が作った布マスク

ハンドメイド作家が作った布マスク

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 新型コロナウイルス感染拡大によるマスク不足問題が続く中、ハンドメード作家と、手作り布マスクの委託販売先となる飲食・小売店をつなげる「布マスクを届けようプロジェクト」が4月10日、市内在住の母親たちによって始動した。

布マスク販売店舗紹介ページ

 同プロジェクトを動かすのは、市内の母親向け情報紙「Mamachi」編集部(船橋市市場1)と母親たちの団体「ニコ・mama【船橋】」のメンバー。Mamachi編集長の小林夢生さんは「もともと手作りマスクの委託販売を行っている店舗はあったが、先日発表された緊急事態宣言によって、営業自粛に踏み切った店舗もある。深刻なマスク不足問題が続いている中、布マスクの委託販売場所も限られてしまった。そこで、今まで『Mamachi』でのマルシェイベントでつながった作家さんたちに声掛けして、マスクの販売場所を増やせないかと思った」と話す。

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 現在、営業が厳しい状況下の飲食・小売店と、「困ってる人の役に立ててほしい」という思いでマスクを作っているハンドメード作家をつなぐのは、コーディネーターとなる母親たち。マスク販売の委託先店舗は「長時間の滞在を必要とせず、マスク購入のみの来店も可能」としている所を対象とし、テークアウトを行っている飲食店からは「お弁当などを買いに来てもらうきっかけにもなりそう」という声もあるという。

 現在、「Mamachi」ホームページでは、布マスクの販売を行っている店舗を一覧で紹介。今回委託販売が決まった店舗も含めて、「Tanaya」(習志野台2)、「cafe キミドリ」(浜町1)、「つくりて工房 ZAP」(宮本6)など現在9件を紹介し、販売が決まったところから随時更新予定。「ニコ・mama【船橋】」の関まりこさんは「今回の件をきっかけに、コロナが終息した後も作家と地元店舗がれるきっかけになるとうれしい」と話す。

 同プロジェクトでは現在、マスクの寄付も募集している。自宅にマスク在庫の余裕がある人から少しずつ寄付を募り、集まったマスクは手元にマスクが無くて困っている子育て世代の家庭へ配布する予定。寄付を受け付けているマスクは「新品」「未開封のもの」「個別包装がされているもの」。マスクのサイズ(大人用・子ども用)や種類(布・不織布)は問わない。

 今月10日から「Mamachi」のフェイスブックページやインスタグラムで寄付を呼び掛け、4月13日現在で約90枚のマスクが集まっている。マスクの寄付の受け付けは4月15日ごろをめどに締め切る予定。

 マスクの寄付先対象となる家庭への受け渡し方法については、「新型コロナウイルス感染の予防対策を考慮し、現在慎重に検討中」だという。最終的な寄付先などについてはMamachiホームページで近日中に報告する予定。「布マスクを届けようプロジェクト」についての問い合わせはMamachの問い合わせメールで受け付ける。