新型コロナウイルス感染症の感染拡大及びそれに伴う医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を受け、12月29日から休園となっていた「ふなばしアンデルセン公園」(船橋市金堀町、TEL 047-457-6627)が1月16日、一部施設を利用休止にしながら再開した。
昨年12月23日、船橋市は市施設の休館ならびに市主催および共催イベントの中止方針を発表。同園は12月29日から臨時休園となった。その後、緊急事態宣言を受け、公民館・児童ホームや「ふなばしメグスパ」「ふなばし三番瀬環境学習館」は2月7日までの休館が決定したが、同園だけは休園とせず、1月16日に再開した。
再開にあたって、子ども美術館、童話館(パスポート受付業務を除く)、ポニーの乗馬、どうぶつふれあい広場、花の城レストハウス及びプレイルーム、フアフアは利用を休止している。
駐車場の混雑状況によっては、園自体への入場制限を設けるほか、遊具では、森のアスレチック、ワンパク城大すべり台、じゅえむタワー、ワンパクボール島は混雑している場合は利用休止になる場合もあるという。
ステージショー、美術館イベント、童話館イベント、花の教室(寄せ植えなど)、自然観察会などのイベントは当面の間休止。
園内には各所に「遊び終わったら手を洗いましょう」「ディスタンスを保ちましょう」といった貼り紙を掲示。来園者には2・3歳くらいの子どもを連れた家族連れが多く、カメラやスマホを片手に植物の写真を撮りながら散策を楽しむシニア層の姿も見られた。
市川市から来たという2歳の子連れの家族は「外で過ごせ、家族で気分転換しながらのんびりできる場所は、ありがたい」と話した。