ピザ専門店「Caasa della Pizza(カーサデッラピッツァ)」(船橋市高根台3、TEL047-402-4110)が3月12日、高根台東ショッピングセンターにオープンした。
店主は福本賀優(よしまさ)さん。船橋生まれ、船橋育ちで、幼少期から母親と台所に立っていたという。料理の専門学校に通い、都内のフレンチ店で6年、千葉ではイタリアンの店で17年間働いた。
店名の「Casa(カーサ)」はイタリア語で家。「ナポリの気取らない店をイメージし、家庭的なイタリア料理を提供したい」との思いから名付けたという。
店舗面積が15坪ある店内の内装は親友のイタリア人に相談し、テラコッタの床はイタリアをイメージしている。2人掛けテーブル2卓、4人掛けテーブル3卓を用意。
こだわりは、北海道の粉を使って作るピザ。国産物を使い、野菜は地元の農家から取り寄せる。店主のお薦めは「ピッツァのマルゲリータ」(1,200円)という。
「ナポリのピザは、窯に入れてから60秒~90秒以内に焼き上げる決まりがある。当店の窯は500度で一気に焼き上げられる。ぜひ本格的なナポリのピザを食べてもらいたい」と福本さん。
「ナポリ前菜盛り合わせ」(2,000円)は数種類の前菜の盛り合わせで、生ハムやサラミはその都度切る。妻の順子さんは「4歳の子どもを子育てしながら手伝っている。主にドルチェを担当、私自身も船橋で生まれ育った。少しずつ地元で広まればうれしい」と笑顔で話す。スタッフの鈴木陸さんは「今後デリバリーやテークアウト営業を充実させたい」と意気込む。
初日はオープンと同時に予約の客で埋まったという。40代、50代の客が多く、来店客からは「地元で本格的なピッツァが食べられてうれしい」といった声が寄せられているという。
営業は11時30分~22時(緊急事態宣言中は20時まで)。木曜・第3水曜定休。