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船橋市内農家の「農産品評会」 農家女性による加工食品・工芸品なども

「野菜の部」の審査員

「野菜の部」の審査員

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 船橋市農水産祭実行委員会主催の「農産品評会」が11月3日、JAいちかわ船橋支店(船橋市市場2)で開かれた。

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 市内生産者の農産品の発表の場であり、生産者同士が切磋琢磨し一層の品質向上を図ることを目的としている。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年2年ぶりの開催になった。

 市内農家から無記名で出品された野菜93点、花卉(かき)27点、「生活改善の部」51点を千葉県東葛飾農業事務所、船橋市農業センター、長印船橋青果の職員7人が審査。「生活改善の部」とは、農業生活における生活技術向上につながる料理や手工芸品のこと。

 1位の「千葉県知事賞」には印内の田中郁生さん(枝豆)が選ばれた。次いで、船橋市長賞=印内の藤田勲さん(小松菜)、三咲の柳沢宏之さん(シクラメン)、滝台の三橋美佐子さん(人参の葉で作ったジェノベーゼ風ソース)、船橋市議会議長賞=三咲の柳澤香織さん(ダイコン)がそれぞれ受賞した。

 審査委員長を務めた千葉県東葛農業事務所の児玉友孝さんは「生産者の熱意と関係者の努力で合計93点の出品をいただいた。県知事賞受賞の枝豆は船橋を代表するとして農産物として素晴らしい品質。今回は多岐に渡る野菜が出品され、船橋農業の多様性が感じられた」と話した。

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