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船橋市場内に約50年前から続く「玉芳」が日替わりの「玉芳弁当」メインに

左から齊藤隆宏さん、増渕修一さん、吉田淳子さん

左から齊藤隆宏さん、増渕修一さん、吉田淳子さん

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 船橋市地方卸売市場内にある「玉芳」(船橋市市場1、TEL 047-423-2483)が9月24日、テークアウトを主体としてリニューアルオープンし、今月から「大豆ミート弁当」の販売も始めた。

仕事納め用の市場弁当(1000円)も予約受付中

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 約50年続く同店の店主は、3代目となる齊藤隆宏さん。2019年7月に同店を引き継ぎ、そばなどをメインに提供していたが、共通の知り合いを介して「増一屋」(千葉市中央区富士見1-14-13-8階)の増渕修一さんと吉田淳子さんと出会い、新体制でリニューアルオープンすることになった。

 調理やメニュー作りは増渕さんと吉田さんがメインに行い、齊藤さんの意見も取り入れながら準備を進めてきたという。増渕さんは、都内フランス料理店や外資系ホテルで長年シェフとして活躍し、20年以上の経験をもつ。

 約14坪の店内には、小上がりの4人掛け席2卓、カウンター4席を用意。メインメニューは、テークアウトの「玉芳弁当」を主体としているが、店内で食事をすることも可能。「手ごねハンバーグ&魚のフリット」や「照り焼きチキン&銀鮭の塩焼き」などの玉芳弁当(各540円)は日替わりで、1週間の献立表は店頭やSNSで発信している。

 毎週金曜日はタイや中華、イギリス料理など世界の料理をテーマにメニューを考えているという。「ホテルで働いていたので、世界各国の料理も得意なので、旅をしている気分で楽しんでもらえれば」と増渕さん。そのほか、具だくさんの「日替わりみそ汁膳」(440円)や「日替わりどんぶり膳」(880円)、カレーうどん(540円)などを用意。12月から「大豆ミート」を使った「大豆ミートのキーマカレー」や「大豆ミートの唐揚げ&ライスコロッケBOX」の提供も始めた。

 野菜や魚は市場内から仕入れ、ドレッシングも手作り。米は多古米の減農薬米を使うなど、食材にもこだわっている。

 玉芳弁当は1食から市場近隣エリアであれば無料で配達する。5個以上の注文で市内への配達も可能。市場内限定で汁物のメニューの出前も行う。

営業時間は8時~13時。水曜・日曜定休。

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