北総鉄道の千葉ニュータウン中央駅で開催された「鉄道・バスグッズ販売会」で12月4日、東葉高速鉄道開業25周年を記念した同鉄道オリジナルグッズ「缶バッジ ガチャ」が販売された。
同鉄道は船橋市と八千代市を結ぶ全長16.2キロの路線で、1996(平成8)年4月に開業。今年で25周年を迎える。
「大前提として『今までにないグッズを開発したい』という思いがあり、何が当たるか分からないワクワク感を楽しんでいただきたいと思い、ガチャガチャの製作に至った」と同鉄道総務部企画課の今井一輝さん。
缶バッジは、「開業25周年記念ヘッドマーク」、車両基地で撮影した「2000系(25周年ヘッドマーク車)」、1996(平成8)年(開業時)~2006(平成18)年に運行した「東葉高速1000形車両」、「1000形車両の改造前編成」、2006(平成18)年~2016(平成28)年に活躍した縁の下の力持ち「WD-H20CA型軌道モーターカー」の全5種類。
「東葉高速線25周年を振り返る」をテーマに、同鉄道の「今」だけではなく「過去」にもスポットライトを当て、1000形や以前活躍していたモーターカーを採用している。中でも「開業25周年記念ヘッドマーク」は、ヘッドマーク作成時のデータを使ったデザインで、同ヘッドマークを使ったグッズとしては初めてになるという。
今井さんは「ガチャガチャは大盛況で大変うれしくもあった一方、用意した50個はイベント途中で完売してしまい、迷惑をかけた」と振り返る。「(この商品を)東葉高速線を応援していただく全ての皆さんに手に取っていただきたい」とも。
価格は300円。電子決済や交通系ICカードは使えず、現金のみの取り扱いになる。常時販売ではなく、イベント時のみの販売。今後の販売予定は同鉄道公式広報のツイッターで知らせる。