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ジョインスポット袖ヶ浦で「ウラ庭おやこ古本市」 子ども店主が古本販売

「ハレマルブックス」店主の石田淳美さん(左)と日本総合住生活の菅谷和真さん(右)

「ハレマルブックス」店主の石田淳美さん(左)と日本総合住生活の菅谷和真さん(右)

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 袖ヶ浦団地ショッピングセンター隣にある「Join Spot(ジョインスポット)袖ヶ浦」(習志野市袖ヶ浦3)で1月22日、子どもが店主となり家庭にある古本を販売するイベント「ウラ庭おやこ古本市」が開催された。

イベントの様子

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 同施設は、集合住宅の管理を行う「日本総合住生活」が運営。2021年4月のオープン以来、コワーキングスペースの提供やイベント開催などを手掛けている。

 約90坪の同施設は、人工芝エリアとウッドデッキエリアに分かれ、テントやアウトドアチェアで読書をしたり、仕事や勉強、打ち合わせなどに利用したりする人がいる。当日は、習志野を拠点に活動する移動本屋「ハレマルブックス」主催の「ウラ庭おやこ古本市」が開かれ、7組の親子が出店者として集まった。各家庭がお薦めの絵本や古書を持ち寄り、来場者に声を掛ける子どもの姿も見られた。

 来場した30代の母親は「子ども店主さんが『これ面白いよ』と本を紹介してくれたので購入しやすかった。本の状態も良いものばかりで、自分が気になっていた本もあったのでうれしい」と話していた。

 日本の絵本のほかに海外のものや洋書も取りそろえるハレマルブックス。実店舗を持たず、イベント出店をメインに活動する中で「子どもに実際のお金を使って商いをする体験をさせてみたい」という来店者からの声を受けて今回の開催を決めたという。「絵本は子どもだけのものではなく、大人が読んでも楽しめる。絵本で親子の時間を楽しんでもらえれば」と店主の石田淳美さん。

 同施設運営担当の菅谷和真さんは「この地域には、地域を良くしていきたいという思いのある方がたくさんいる。この場所を使って、皆さんのやりたいことを実現するお手伝いができれば」と話す。

2月からは「放課後ジョインスポット」として小学生以上の子どもたちを対象とした遊び場の開放を予定。児童1人でも入場でき、放課後の子どもたちの居場所として室内プレーパークを提供する。開放時間は火曜・水曜・木曜の15時~17時。幼稚園~大学生は入場無料、大人30分100円。

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