見る・遊ぶ

「ふなばし三番瀬海浜公園」で潮干狩り始まる 入場制限しながら開催

潮干狩りを楽しむ親子

潮干狩りを楽しむ親子

  • 19

  •  

 ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市潮見町、TEL 047-435-0828)で4月21日、今シーズンの潮干狩りが始まった。

潮干狩りのポイントを話す船橋市公園協会の櫻井正さん

[広告]

 昨シーズン同様、新型コロナウイルス感染防止対策として、検温、マスクの着用(来場者は屋内のみ)、消毒を徹底して開催している。初日の4月21日は約120人が訪れた。

 船橋市公園協会の櫻井正さんは「貝を掘る喜びは何度やっても童心に帰る。大人もぜひ楽しんでほしい。アサリを見つけるこつは、地上にアサリの貝殻がたくさん集まっている場所の下を掘るとたくさんのアサリが取れる」と話す。

 葛飾区から訪れた親子は「たくさん取れてうれしい。みそ汁にしたい」と話し、習志野市から来たという親子は「子どもは砂遊びをしていたが、楽しそうな様子が見られた」と笑顔で話していた。

 潮干狩りをするには利用券の事前購入が必要で、セブン-イレブンで購入できる。各日とも4000人の入場制限を設けており、特設サイトでチケットの残数が確認できるようになっている。土曜・日曜、祝日と5月2日・6日は日付指定の購入が必要となる。

 利用料金は、中学生以上=500円、4歳~小学生=250円。アサリの持ち帰りは、別途100グラムにつき120円かかる。昨年は利用料金に大人は1キロ分、子どもは500グラム分の採貝料が含まれていたが、今年は含まれない。

 公園にはコインロッカーや足洗い場を備えているほか、熊手の貸し出し(有料)も用意している。開場時間、開催の有無、ゴールデンウイーク中の開催日は潮の干満によっても異なるため、ふなばし三番瀬海浜公園のホームページで確認が必要。荒天中止。潮干狩りは5月22日まで。

 潮干狩り期間中、敷地内にある「ふなばし三番瀬環境学習館」(TEL047-435-7711)で企画展「これでバッチリ!潮干狩り2022」も開催。同展は、アサリの取り方、持ち帰り方などを紹介し、潮干狩り前にも後にも役に立つ情報を伝える。今年の見どころについて、同館スタッフの山口奈生さんは「アサリの体の構造が立体的に分かるようになっているジャンボアサリ模型」を挙げる。「学習館を利用する際、冷蔵庫でアサリを預かることができる。再入場も可能なので、海で見つけてきた生き物などスタッフにいろいろ聞いてもらえたら」とも。

 開館時間は9時~17時。入館料は、一般=400円、高校生・大学生=200円、船橋市外の小・中学生=100円。月曜休館(祝日・休日の場合は翌平日)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース