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店内で堂々と「ぬい撮り」を 八千代台に「ムギカフェ」、撮影小物やセットも

店主MUGIさんの好きな刀剣乱舞のキャラクター山姥切国広のぬいぐるみとワッフル

店主MUGIさんの好きな刀剣乱舞のキャラクター山姥切国広のぬいぐるみとワッフル

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 京成線八千代台駅近くに4月5日、ぬいぐるみの撮影ができる「MUGI Caffe(ムギカフェ)」(八千代市八千代台南1、TEL 047-411-8049)がオープンした。

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 店主のMUGIさんは東京都葛飾区に生まれ、熊本や札幌を経て2017(平成29)年から船橋に住み、輸入食材店で働いていた。「いつか自分の店を開きたい」という夢があったMUGIさんは、北習志野にある「おむすびとシフォンケーキの店064(オムフォン)」で1年間修業。

 MUGIさんは「ぬいぐるみを主役に写真を撮ることを『ぬい撮り』と言う。好きなぬいぐるみや、アイドルやキャラクターのアクリルスタンドとさまざまな場所で写真を撮りたいが、飲食店などでは周りの客や店に気を使う。気を使わずに堂々とぬい撮りが楽しめる店を作りたかった」とオープンのきっかけを話す。

 店舗面積は12坪。店内にはカウンター席10席を用意。ぬいぐるみを置いたまま食事が楽しめるように、テーブルは広めのサイズのものを用意。ぬい撮りに使うぬいぐるみ用のソファや小物などはMUGIさんと友人が手作りした。カウンター席のテーブルも手作りだという。

 MUGIさんお薦めのメニューは、ホットサンドとサラダ、スープ、デザート4種、ドリンク2杯が付く「ぬいどりランチセット」(1,600円)。月替わりでいろいろな味が楽しめる焼きたてのワッフルも人気だという。

 「ぬい撮りを楽しむお客さまは長居をする方が多く、ドリンク2杯は喜ばれる。冷めてもおいしく食べられるようにホットサンドにして、スープも熱めで提供している」という。

 常連の女性は「ツイッターで見つけて来た。カフェでのぬい撮りは遠慮していたので、堂々と楽しめる店が近所にできてうれしい」と笑顔で話す。ぬい撮り目当てで遠方から来る人や、近所のシニア層もコーヒーやワインを楽しみに来ているという。

 MUGIさんは「SNSでぬい撮り写真をアップしてもらえるのがうれしい。店内のぬい撮り用の小物やセットも入れ替え、何度来ても楽しめるようにしている。今後はアフタヌーンティーセットも提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は8時~18時(土曜のみ11時~20時)。

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