北習志野駅から歩いてすぐの場所に11月30日、ラーメン居酒屋「麺小屋らっぺ」(船橋市習志野台3)がオープンした。
店長の濱嶋優さんは船橋市古和釜出身。以前から飲食の仕事に興味があり、大学時代の4年間、東京・青山の飲食店でアルバイトをしていた。将来は自分の店を持ちたいと思っていた濱嶋さん。知り合いの社長から「新しく開く店の店長を探しているので、店をやらないか」と声をかけられたという。
同店は、焼き鳥専門「ぐるっぺ」(習志野台2)と創作居酒屋「はれの木ダイニング」(西習志野3)の各店主が共同で立ち上げた店で、「やきとり・もつなべ はれっぺ」(習志野台2)に続く2号店となる。店名の「らっぺ」は1号店の「はれっぺ」にちなんで名付けた。「『ぺ』でつながっている」とも。
店舗面積は26坪。アイボリーブラックの壁に金色のボードがアクセントとなり、「高級感」を演出したという。席数は4人がけテーブル6卓と2人がけテーブルのほか、個室(4~8人)1室を用意。テーブルの間にすだれを設け、半個室のように使うこともできる。
看板メニューの「ラーメン」(800円)は、同じ地域にあった「らーめん泰山」(閉店)の店主に指導を受けた復刻版。そのほか、「炒飯(チャーハン)」「麻婆(マーボー)豆腐」(以上700円)、「からあげ」(600円)などを用意。「麻婆豆腐は激辛ではないが香辛料が利いて、しっかり辛いとお客さんから好評。からあげは隠し味にラーメンのかえし(たれ)を使っているので、濃いめの味付けでご飯が進むという声が多い」と話す。
「『飲み始めから〆(しめ)のラーメンまで一貫して一つの店で』というコンセプトの下、中華居酒屋らしいメニューを増やしたい」と濱嶋さん。「まだ構想段階だが、春には菜の花を使ったメニューなど、季節メニューにもどんどん挑戦していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11~14時、17時~23時。月曜定休。