新京成線三咲駅から徒歩7分、三咲本通り沿いに「ガチ麻婆」(船橋市三咲4)がオープンして、12月21日で2カ月がたつ。
独自仕入れの豆板醤を使った、看板メニューの「ガチ麻婆豆腐」(1,100円)=船橋北部・三咲本通りに中国料理店「ガチ麻婆」
オーナーは金城輝(きんじょう・ひかる)さん。中国出身の韓国系中国人で、中国で2年間料理を学んだ後、日本に留学。東京都内のさまざまな店で10年間修業し、日本国籍を取得した。「船橋市の暮らしやすさや空港などへのアクセスの良さ、便利でちょうど良いところが気に入った」と船橋市内に新居を構え約3年となる。
金城さんは「ここからいろいろと事業を展開していきたいと考え、あえてチェーン店のような雰囲気の店名にした。自信のある麻婆(マーボー)豆腐に『ガチ』という言葉を足すことで、本場の味を強調している」と店名に込める思いを話す。店舗面積は約17坪で、カウンター5席、テーブル席6卓を用意。
金城さんが特にこだわるのは「豆板?(トウバンジャン)」。「中国のピーセンから独自のルートで輸入している。豆板醤は四川料理の魂。本場の豆板醤を使うことで、他では味わえない本格的な麻婆豆腐を楽しんでほしい」と金城さん。
「お薦めは『ガチ麻婆豆腐』(1,100円)と『成都担々麺』(980円)。自家製いりごまペーストをブレンドし、香りを引き立たせている」と話す。「麻婆豆腐の辛さは、好みに合わせて調節する」とも。
ランチ・ディナー共通メニューは、エビチリ(1,300円)やホイコーロー(1,000円)など7種類。麺類はマーボー麺(950円)、上海焼きそば(850円)など6種のほか、手作り焼きギョーザ(5個380円)や季節限定で「体が温まる一人火鍋」(950円)がある。
ディナー営業にも力を入れる同店では、オリジナルの「ドラゴンハイボール」(500円)や紹興酒(500円~)などのアルコール類も用意。つまみメニューには「台湾ソーセージ」(680円)、「ザーサイとメンマ和え」(400円)などもそろえる。
同店では平日限定で利用金額に応じた「宝くじ」を進呈している。金城さんは「うちで配った宝くじで、お客さまが当選すればうれしい。大当たりして幸せになってほしいという思いから、期限などは設定せず続けていきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~15時、17時~22時30分(土曜・日曜は11時~、日曜は22時まで)。月曜定休。駐車場4台。