船橋第一自動車教習所(船橋市三咲2)で5月26日、60周年イベント「ふないちフェスタ」が開催され、近隣住民や同所の在校生・卒業生など約1000人が訪れた。
同教習所の60周年記念と、近隣住民への感謝を伝えるため企画した同イベント。所長の住吉和哉さんは「地域の皆さまに支えられ60周年を迎えることができた。たくさんの人たちに楽しんでもらいたいと企画した」と思いを話す。
千葉県警察音楽隊の演奏で始まった同イベント。カラーガード隊「アクア・ウインズ」が登場して楽曲に合わせフラッグ演技を披露すると、観覧客からは歓声が上がった。続いて八木が谷中学校吹奏楽部がポップス演奏を披露した。
イベントブースでは千葉県警察によるパトカーや白バイ展示、船橋市北消防署三咲分署による消防車展示、水消火器を使った「消火訓練体験」のほか、千葉トヨペットの「キッズメカニック体験」など、自動車にちなんだ展示や体験コーナーを繰り広げ、小さな子どもを連れた家族などが列を作った。
二和東から家族で来場し、「消火訓練体験」に参加した岳和花(たけ・のはな)さん(8)は「楽しかった。水の勢いが強くて、的の上にいってしまった」と話す。
ほかにも「船橋レクリエーション協会」のレク・ゲームコーナーや、教習所職員が出店するスタンプラリー、お菓子すくい、くじ引きのコーナーなどが出店。子どもたちが的当てに熱中する様子や、うれしそうにお菓子を持ち帰る姿などが見られた。
午後には抽選会も行い、レストランのペア食事券や3種の銘柄から選べる和牛などの景品が当たった人が目録を受け取った。
キッチンカーは市内を中心に活動する「芳蔵園FromFarm」「KANマスキッチンカー」など6台が出店。「星のカケラcafe」のブースではコーヒー販売のほか、アクセサリー作りのワークショップも行った。
澤田(さわた)宏社長は「地元の皆さん、特に小さなお子さんにも喜んでいただけて良かった。これからも地域の安心・安全と、交通安全の啓発に力を入れていきたい」と意欲を見せる。