カフェ「Still Have Dreams」(鎌ケ谷市東道野辺7)が東武アーバンパークライン・馬込沢駅から徒歩6分の場所にある「ニコニコ横丁」の一角にオープンして6月13日で1カ月がたった。
店主の唐沢歌菜さんは、親戚が営む喫茶店に憧れ、小さい頃から飲食店を持ちたいという夢を持っていた。異業種の仕事に就きながらもその夢を抱き続け、社会人を対象とするカフェの専門学校に通ったり、大小さまざまな飲食店のキッチンでアルバイトをしたりして、勉強を続けてきた。
その後、東京都文京区内でレンタルキッチンを利用してカフェを1年間経営しながら自身の店の開業準備を進め、5月13日に同店をオープン。「2カ月半かけて、自分の納得のいく店になるようDIYをしてきた」と話す唐沢さん。壁を修繕して壁紙を貼り、窓も新しく作るなど、プロの手を借りながらも、できる限り自身の手で改装を進めたという。
店名の「Still Have Dreams」は、「まだ夢はある」という意味。唐沢さんにとってカフェのオープンは始まりに過ぎず、「生涯、夢を持ち続けたい」という思いを込めた。
メニューはハンドドリップで入れるコーヒーや、静岡から取り寄せた紅茶(以上570円)などのドリンクや、手作りケーキ(各650円)のほか、14時30分まで限定のランチセット(1,400円)を用意。ランチセットは、チキンのオレンジ焼きや赤ワイン煮込みハンバーグなど、メインを日替わりで2種類から選ぶことができ、サラダ・スープ・デザート・ドリンクが付く。
日によって果物が変わる手作りの「ミックスジュース」(700円)も、関西出身の唐沢さんのこだわりの一つ。「一つ一つのメニューに私自身の今までの経験や思い出が詰まっている」と唐沢さん。「おなかが空いていたら誰でも悲しい気持ちになる。おいしいものでおなかが満たされたら、おなかも心もハッピーになる。来てくれる人の落ち着く場所になれたら」とも。
営業時間は11時30分~16時。営業日はインスタグラムで知らせる。