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東武百貨店船橋店で「さつまいもメニューフェア」 和洋女子大学とコラボ

企画に参加した学生たち

企画に参加した学生たち

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 東武百貨店船橋店(船橋市本町7、TEL 047-424-3915)が現在、サツマイモを使った限定メニューを提供する「さつまいもメニューフェア」を開催している。

色どりや組み合わせなど、趣向を凝らしたメニューが完成

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同フェアは、和洋女子大学(市川市国府台)とのコラボレーション企画。副題に「千葉のチカラを集結!」を掲げ、千葉県が全国産出額第2位を誇るサツマイモを使った限定メニューを、家政学部健康栄養学科の学生16人が2人1組に分かれ考案した。

 同店と和洋女子大は2007(平成19)年から産学連携を行っており、同フェアはその一環。コロナ禍以降、約6年ぶりの取り組みとなる。

 企画が始まったのは今年6月。参加希望の学生(3年生8人、2年生8人)が、担当店舗を決めるミーティングを行った。7月初旬には、各店舗で学生と料理担当者が顔合わせを行い、学生がメニューを提案する会を開催。

 その後、2度の試作試食会を経て、味や盛り付けの改良を行い、7月末に全てのメニューが完成した。サツマイモと指定食材を組み合わせたり、栄養バランスを考えてブロッコリーやパプリカなどの野菜を加えたりするなど、健康栄養学科ならではの工夫も施す。

 限定コラボメニューを提供するのは8店舗。7階のレストラン「いなば和幸」では「さつまいもと青しそのひれかつ定食」(1,800円)、5階のカフェ「カフェ・カッチーヌ」では「さつまいものキャラメリゼワッフル」(1,070 円)を提供するほか、地下1階のデリカテッセン「横浜桂林」では「さつまいもと蓮根(れんこん)若鶏の黒酢あん」(100グラム、486円)などを販売する。

 同フェアを担当する販売推進部の山口陽平さんは「千葉の大学が、千葉のサツマイモを使ったメニューを開発し、千葉の百貨店で販売するのがポイント。千葉県の味覚の魅力を全力で推したい」と意気込む。

 「牛たんと和牛焼き 青葉」の限定メニュー「さつまいもと牛たんのタッカルビ風」(2,398円)を担当した小高結衣さんと織戸香帆さんは「牛タンとサツマイモをどう合わせるか想像できず苦労した。10種類以上のメニューを考えた」と振り返り、「大きめのサツマイモと厚切り牛タンの食感が気に入っている」と胸を張る。

 山口さんは「栄養学科の学生ならではの斬新なアイデアが詰まったメニュー。たくさんの人に味わってほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~21時。11月13日まで。

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