北習志野駅から徒歩5分の路地裏に「麺処ゆきち」(船橋市習志野台1、TEL 047-407-2739)がオープンして間もなく2カ月を迎える。
店舗面積は9坪。店内はL字型のカウンター7席のみ。BGMには洋楽を流している。
店主の倉井賢史さんは、ファストフード業界で20年勤務していたが、「自分で考案し作り上げた料理をお客さまに食べてもらいたい」とラーメン業界へ転身。都内で約5年修業した後、同店を立ち上げた。
メニューは「醤油(しょうゆ)A」「醤油B」「塩」(各650円)の3種類のみ。2種類ある醤油らーめんのタレは同じものを使うが、「醤油A」は野菜を香味油代わりに使い、「醤油B」は魚介の風味を少し足すことで味に違いを出している。「塩」はかんきつ系を少し加え、香りを引き立たせるよう工夫している。
このほか、1日5食限定で鳥の白湯スープを使った「塩らーめんホワイト」(650円)も用意。具材はメンマ・ネギ・チャーシューに加え、船橋産の小松菜を使用。健康への配慮から化学調味料は一切使わない。
スープは鶏がらと魚介のダブルスープで、仕込みから5時間以上かけて煮込む。麺は「醤油A」「醤油B」が中太麺、「塩」が細麺と種類によって使い分けする。「味によって麺を変えることで麺に味がしみ込む」と倉井さん。
5月半ばごろから、「ピリ辛ごま醤油つけ麺」の提供を予定。さらに季節に合わせた期間限定のメニューも考案中だという。「夏には冷やし中華も出す予定」とも。
営業時間は、平日=11時30分~14時30分・17時30分~21時30分、土曜・日曜・祝日=11時30分~15時30分・17時30分~20時30分。