「西船橋防災フェス2014」が3月8日、西船近隣公園(船橋市西船1)で行われ、船橋市ゆかりのご当地キャラ10体が応援に駆け付けた。主催は西船橋駅前の西船橋商店会と船橋警察署。
大人が子どもの手をひき、西船橋駅北口のから近隣公園に避難をした参加者(関連画像)
同イベントは、県内有数の乗降客数を誇る西船橋駅で、大地震が起きたことを想定し、西船近隣公園までの避難経路確認と、商店街スタッフによる役割の確認などをメーンに実施された。
10時半に西船橋駅北口の広場に集合した避難訓練参加者は、11時前に警察署員の誘導で近隣公園に避難を開始。歩道の広い場所では大人が子どもの手を取って2列に、歩道の狭い場所では縦に1列に並んで移動した。
避難先となった近隣公園では、商店街による炊き出しの豚汁が避難訓練参加者約100人を含むフェス参加者530人に振る舞われた。移動交番や消防ポンプ車、はしご車などの展示ブースでは、子どもたちが制服に身を包み記念撮影を行った。体験ブースでは、起震車による震度7までの地震体験や、AEDの心肺蘇生法体験、水消火器による訓練や担架搬送訓練などの体験も。
応援に駆け付けたのは船橋市ゆかりのキャラクター10体。千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」、船橋市の元祖公認キャラクター「汗一平」と「風さやか」、船橋の産品ブランドを紹介する「目利き番頭船えもん」、船橋市に本拠地を置くプロバスケットボールチーム千葉ジェッツのマスコットキャラクター「ジャンボくん」の5体にと、西船橋で活動するボランティア団体「ニコふな」の公認キャラクター「ニコレンジャー」の5人。
フェスに参加した市内の幼稚園に通う女の子は「いろんなキャラクターに会えて楽しかった。豚汁もおいしかった」と笑顔を見せた。