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かるたの名所・旧跡歩く「船橋かるたウォーク」初開催へ-郷土愛をかるたで

船橋かるたを手にする船橋レクリエーション協会スタッフの守安さん

船橋かるたを手にする船橋レクリエーション協会スタッフの守安さん

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 JR西船橋駅からかるたに書かれた武蔵野線沿線の名所や旧跡を歩く「船橋かるたウォーク」が1月26日に開かれる。

船橋かるたウォークを行う「船橋かるたかつしか・マップ」(関連画像)

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 同イベントは、船橋の歴史や文化が読み札に書かれた「船橋かるた」に詠まれた西船橋近郊を約2時間30分かけて歩くもの。9時にJR西船橋駅北口を出発し、正延寺(西船3)、西船橋の小松菜畑、行田の無線塔記念碑、農産物直売所ふなっこ畑(行田3)、葛羅の井(西船6)などの名所8カ所を巡る。ゴールとなる葛飾公民館ではおしるこを参加者全員で食べ、「船橋かるた」を使いかるた取りを楽しむという企画だ。

 「船橋かるた」は、船橋への郷土愛を「かるた」で育もうという目的で「伝えよう船橋の会」(湊町2、TEL 047-435-2247)が以前から製作を行ってきたもの。船橋の歴史・文化・産業・自然などをかわいらしい絵のついた「かるた」に置き換えることで、子どもたちも気軽に参加できる遊びになっている。目で見たり耳で聞いたりしてコミュニケーションが取りやすいと、峰台小学校や高根東小学校など、市内の小学校の社会科授業でも取り扱われ始めている。

 今回、スポーツチャンバラやスポーツ吹き矢などの「ニュースポーツ」やノルディックウオークやミステリーウオークなどを各地で行っているNPO法人「船橋レクリエーション協会」(上山町1、TEL 047-338-2855)との共催で、新しい試みとしてかるたとウオーキングのコラボレーションイベントを企画した。

 「ただ街を歩くだけでなく、かわいらしいイラストのかるたを見ながら実際にその場に行くことで、子どもでも楽しめるイベントになっている」と、同NPOスタッフの守安さん。「最後に公民館で行うかるたでは、歩いた場所を思い出しながら遊んでもらいたい」とも。

 参加費は大人300円、子ども200円。申し込み、問い合わせは同NPOまで。

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