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船橋・高根町神明社で神楽演武-無形民俗文化財の神楽を奉納

市内では高根町神明社でしか見られない演舞も披露された

市内では高根町神明社でしか見られない演舞も披露された

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 髙根町神明社(船橋市高根町)で5月1日、市指定の無形民俗文化財の神楽が奉納された。

披露された市指定の無形民俗文化財の神楽(関連画像)

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 この神楽は明治初期からこの地にあり、もともとは旧沼南町(柏市)風早村塚崎の塚崎神明社のものに倣ったものと伝えられている。毎年元日午前、5月1日夜、10月15日夜にあり、10月24日の夜には高根町秋葉神社でも演じられている。

 演目は14座。「神子舞」「猿田彦尊舞」「湯笹舞」「日本武尊舞」「鈿女之舞」「剣打之舞」「玉取舞」「大蛇舞」「神明舞」「恵比寿舞」「天狐之舞」「翁舞」「ぎおん舞」「天の岩戸舞」が順次演じられる。このうち「日本武尊舞」「玉取舞」「大蛇舞」は市内で見られるのは高根のみ。

 曲は大胴(鋲打太鼓)、台拍子(締太鼓)笛により演奏され、神楽殿は厳かな雰囲気に包まれた。演目の間に餅まきもあり、子どもから大人まで競って餅を拾う場面も。

 日が落ちて夜がふけるにつれ神社を訪れる近隣住民も徐々に増え、五穀豊穣(ほうじょう)と地域の安全祈願が込められた夜神楽を鑑賞した。

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