津田沼パルコ内にある「津田沼献血ルーム」(船橋市前原2、TEL 047-493-0322)で5月20日、全国でも初の試みとなる多目的室でのピラティス教室が開かれた。
2012年10月に近隣ビルからパルコ内に移転、リニューアルされた津田沼献血ルームは、イタリア語の「PARCO」が意味する「公園・広場」にあるカフェをイメージコンセプトとし人々が集う多目的室を備えた全国でも珍しい献血ルームとなっている。
献血ルーム内は明るく開放的な空間で、ドリンクや雑誌を楽しめるテーブルを用意。子連れでも気軽に献血に来られるようにとキッズコーナーも設ける。その一角にある多目的室で米国ネバダ州立大学公認ピラティス指導者小川能義さんを講師に招き、ピラティス教室を開いた。
同日参加したのは、ピラティスサークルの子育て中の主婦8人。今回のイベントは「自身の健康向上を目指しながら仲間との楽しい時間を過ごし、その後ボランティア活動として献血を行い、パルコでショッピングを楽しむ」というライフスタイルの提案で行ったという。
「パルコ内に献血ルームが移転し若年層・女性の献血者の利用が増えた。女性をターゲットとしたイベントの開催も今後増やしていく予定。地域とのつながりや楽しみを提供する場所として多くの方に多目的室を利用していただきたい」と同ルームの長谷川久さん。
受付時間(全血献血)は10時~13時、14時~17時30分。