津田沼駅北口、津田沼パルコの正面にコーヒー豆の専門店「珈琲豆のおおつか」(船橋市前原西2、TEL 047-455-4750)が8月16日、リニューアルオープンした。
7月末にフランチャイズ契約満了に伴って閉店したコーヒー豆の専門店「プレジーコーヒービーンズ」がリニューアルオープンしたもの。店舗面積は10坪から15坪に拡張。カウンター5席を含む15席のイートインスペースを設ける。
経営は1909(明治42)年創業の大塚商店。創業時は金物店と津田沼郵便局の前身として事業を拡大。現在は、自社ビルの管理やタバコ・印鑑・印紙の販売を手掛ける。
当初、テナントとして出店していたプレジーコーヒーだが、運営企業の事業撤退に伴って閉店を検討していた。「津田沼には人と人とが交流できる店が必要」と、現オーナーの大塚智明さんが事業を丸ごと買い取り、経営を引き継いだ。
同店で販売しているのは「ブルーマウンテン」「コナコーヒー」などのよく知られた銘柄からタイ奥地で日本人がフェアトレードを目指して農業支援している「ドイチャン村」ブランドや、パナマの高級品「ゲイシャハートマンタイガーハニー」などの希少品まで、常時35~40種類を取りそろえる。
会社員時代に貿易会社に勤務していた大塚さんは、コーヒーの流通に関する知識にも精通する。「業界の勉強会や展示会で学んだことに、会社員時代の知識をミックスさせた」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~20時(日曜・祝日は19時まで)。