京成船橋駅と直結するショップ&レストラン街「next船橋」(船橋市本町1)1階に、卵専門店「たまごや とよまる」(TEL 047-495-5055)の2号店がオープンして3カ月がたった。
イートインスペースで提供する「たまごかけごはん」(関連画像)
店長の豊村義彰さん(30)の実家は養鶏場。働いて4~5年たったころ、新鮮な卵のおいしさを知ってもらおうと直売所で卵の販売を始めた。同店の自家農場は千葉県内の旭市・山武市・東金市の3カ所にあり、そこで育成、飼育した卵は船橋店の他、県内3店舗、2直売所で販売されている。
鶏の餌には添加物を使用せず鮮度を重視。「新鮮なもの=おいしい卵」との考えから、毎日採れたての卵を養鶏場から直送し、翌日には鮮度抜群の卵を店頭に並べる。
店舗面積は約4坪。イートインスペースに9席を用意する。新鮮な卵をその場で提供するメニューは3種類。「たまごかけごはんAセット」(430円)は、卵、ご飯、みそ汁、漬物のセット。同「Bセット」(500円)はAセットの卵が2個、ご飯が大盛りになる。同「Cセット」(700円)はAセットにデザートとドリンクが付く。
同メニューの卵は、ゴマ、ウコン、乳酸菌を加え、植物性の飼料を使用することで生臭さを抑えた「まことのたまご」を使用。鮮やかなオレンジ色の黄身が特徴で、濃厚なコクがある。卵にかける甘口だし、濃い口だし、とよまるオリジナルしょうゆも用意。いずれも卵の濃厚なうま味やコクを引き立てるよう、卵かけご飯専用に作られた。
販売する卵は「まことのたまご」の他、マリーゴールドの色素入りで卵焼きやケーキなどへの使用で熱を通すと鮮やかなレモンイエローになる「煌黄(きらめき)」や、レシチンが豊富な青い卵「アローカナ」。薫製卵、温泉卵、プレゼント用に金銀の薫製卵などを用意。プリンやロールケーキ、シフォンケーキ、チーズケーキなど、無添加で保存料不使用のスイーツも店頭に並ぶ。
「生後1日目のヒヨコから大切に鶏を育てている。毎日採れたての卵を仕入れているので、新鮮な卵の違いを味わってほしい」と豊村さん。
営業時間は10時~21時(イートインは20時まで)。