船橋オートレース場(船橋市浜町2)で12月23日、カートとポケバイの試乗イベントが行われた。
主催は、日本写真判定(以下、日写)と地元ママサークル「コーディネーショントレーニング」。
同レース場は今年8月、オートレースを開催する船橋市が2016年3月をもって廃止を正式決定したが、委託運営会社の日写では通常通り地元住民や来場者を対象としたファンイベントを開いた。
オートレース場ならではの企画でモータースポーツ普及を図り、地元住民やオートレースファンに向けこれまでと趣向を変えた新企画を盛り込んだという
実際のコースを使ったレンタルカートは近隣では珍しいため、この日は多くの人が集まり、体験試乗を希望した。親が運転席、子どもが助手席を担当して走路を走る「親子タンデム走行」、スタッフの助手席でカート体験を楽しむ「タンデム体験」、子どもが自分で運転する「カート体験」などが行われた。
ポケバイの試乗体験では、「自転車の補助輪なしに乗ることができる5才以上」という条件を満たした子どもたちが、排気量40ccのポケバイ「74Daijiro」で滑走した。
4輪プロレーサーの本山哲さん、星野一樹さん、青木琢磨さん、2輪プロライダーの加賀山就臣さん、亀谷長純さん、武田雄一さん、オートレーサーの鈴木将光選手、高田克重選手らもゲストで出演。模擬レースでレーサー体験」などの企画を通じて参加者らと交流した。
屋内会場では、地元のママサークルによる「船橋リンクツリー」が、日本テニス協会と日本オリンピック協会所属のプロコーチ・田島孝彦さんを招いてのコーディネーショントレーニングを行った、当日は近隣から同会場に初めて足を踏み入れたという子育てに熱心なファミリー層が50組以上集まりにぎわった。