プレスリリース

ラグビー選手が子ども食堂に登場!エプロン姿で食とスポーツの感動体験

リリース発行企業:特定非営利活動法人 らいおんはーと

情報提供:

2025年6月29日、江戸川区鹿骨の365日体験型子ども食堂「NUKUNUKU」にて、ジャパンラグビーリーグワン所属のクボタスピアーズ船橋・東京ベイとNPO法人らいおんはーとが共催で「スピアーズ1日子ども食堂」を開催した。当日は岡田一平選手、山本剣士選手が参加し「NUKUNUKU」を利用する子どもと保護者ら総勢40名が、調理、食事、ラグビー体験を通じて交流。本イベントは、子どもたちの体験格差解消と夢の育成を目的とした。




 イベントのハイライト

NPO法人らいおんはーとが運営する365日体験型子ども食堂「NUKUNUKU」は、食の提供にとどまらず、子どもたちの「体験活動」に注力している。体験を通じて得られる知識や経験は学力向上、コミュニケーション能力の育成、自己肯定感の向上に繋がり、子どもたちの自信や未来への幅広い選択肢へと結びつく事を目的とした。

今回の「スピアーズ子ども食堂」は、ラグビーチームであるクボタスピアーズの協力により実現した。クボタスピアーズからは山本剣士選手、岡田一平選手が参加。加えて、株式会社クボタからはGMおよびスポーツリレーション部の関係者、チームスポンサーである江崎グリコ株式会社、関東日本フード株式会社、船昌商事株式会社、さらにメディア関係者が取材に訪れ、総勢40名が参加する大規模なイベントとなった。

 タイムスケジュール


イベントは午前10時に選手と参加者が集合し、自己紹介からスタートした。昼食の準備では、食べ盛りの男子高校生を含む大人数に対応するため、炊飯器2台をフル稼働させ、合計4升の米を炊き上げた。

子どもたちは調理班と未就学児向けの遊び班に分かれ活動。山本選手は未就学児への絵本の読み聞かせを担当、体の大きな選手が小さな子どもたちに読み聞かせをする光景は、和やかな雰囲気を作り出した。

山本選手は、未就学児への絵本の読み聞かせ

岡田選手は、子ども達とサラダの具材を切る

小学校低学年以上の子どもたちは岡田選手とともにカレー作りに挑戦。食材は全てクボタスピアーズのパートナー企業より提供された。カレールーは江崎グリコ、米と野菜は関東甲信クボタ。牛肉、ソーセージ、ハムは関東日本フード。船昌商事からはバナナ、フルーツが届けられた。

子ども達と協力して、カレーを作る

寄付された食材

カレーを煮込んでいる間、山本選手と岡田選手による「夢プレゼン」が開始された。両選手はラグビー選手を目指した経緯や今後の夢について語った後、クイズで交流し、最後にジャンケン大会を実施。勝利した子どもたちにはスピアーズのグッズが贈呈された。

クイズ大会で大盛り上がり

山本剣士選手に「何人乗れるかな?」

昼食は40名全員で賑やかに囲まれ、岡田選手による力強い「いただきます」の号令で始まった。具沢山のビーフカレーと色鮮やかなサラダが食卓に並び、カレーはおかわりも続出した。

選手と高校生男子の山盛りビーフカレー

岡田選手「いただきます」の号令

食後は子ども達と選手らが近隣の公園へ移動し、ラグビー体験が行われた。初めてラグビーボールに触れる子どもがほとんどだったが、選手たちはボールの持ち方や投げ方を丁寧に指導し、2人1組でのキャッチボールを行った。その後、腰にタグをつけて行う「タグラグビー」を体験。子どもたちでも簡単に楽しめるゲーム形式で、大きな盛り上がりを見せた。山本選手は芝生の上で小さな子どもたちと「だるまさんがころんだ」を行うなど、選手と子どもたちの間の親密な交流が随所に見られた。

山本選手と「だるまさんがころんだ」を楽しむ子ども達

腰にタグをつけて行う「タグラグビー」を体験

公園遊び後は、スペシャルおやつとして江崎グリコの「アイスの実入りフルーツパンチ」と「プリンアラモード」を子ども達が作った。船昌商事のアメリカンチェリー、ブドウ、バナナが使用された豪華なデザートは、外遊びで汗をかいた子どもたちに大好評だった。

アイスの実入りフルーツパンチ

アイスの実をトッピングして満足げな子ども

午後3時の終了時間には、山本選手と岡田選手から子どもたちへスピアーズのグッズに加え、応援ウェアがサプライズプレゼントされた。子どもたちは大きなサイズのユニフォームを嬉しそうに着用し、選手にサインを求めた。その喜びから、同席した他の大人たちにもサインを求める子どもたちの姿も見られた。

子ども達へ贈呈した応援ウェアへのサイン

記念写真

 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 選手コメント


岡田一平 選手
■岡田一平 選手
はじめて子ども食堂を訪問し、子どもたちと一緒にカレーライスを作って食べました。みんなで作る楽しさや、美味しさを共有できて心温まる時間でした。食後は公園でラグビー体験を行い、元気いっぱいにラグビーボールで遊びまわる姿にこちらも元気をもらいました。子どもたちの笑顔に触れ、ラグビーを通じて人とつながる喜びを私も子どもたちも実感してくれたと思います。今回のつながりや体験を大切にして、これからも地域との交流を継続していきたいと思います。子ども食堂NUKUNUKUの皆さん、ありがとうございました!





山本剣士 選手
■山本剣士 選手
初めてこども食堂に参加し、子どもたちとのふれあいを通じて、無邪気な笑顔や素直な姿勢に触れることができ、本当に参加してよかったなと感じました。実際、私の方が子どもたちから多くの力をもらいました。
私自身も母子家庭で育ち、幼いころは家族で食卓を囲んで食事をする機会があまりなかったため、このような活動は本当に大切だと感じました。この素晴らしい活動を通じて、地域のつながりや子どもたちの成長を支えるお手伝いができれば、心から嬉しく思います。今後もぜひ参加し、共に楽しい時間を過ごしたいと思いました。



 NPO法人らいおんはーと 及川信之理事長コメント



今回の「スピアーズ1日子ども食堂」を通じて、子どもたちはプロのラグビー選手を身近に感じ、ラグビーというスポーツに深く興味を持つきっかけを得た。関係者は、子どもたちがクボタスピアーズや、今回出会った山本選手、岡田選手を「推し」とし、スタジアムへ応援に行くことで、日常生活に新たな楽しみや人との繋がりが生まれることを期待している。
日常では得がたい出会いと体験を通して得られる感動や学びは計り知れない。今後とも子どもたちの体験活動に一層力を入れていきたい。



 参加した子ども達からのコメント

参加した子どもたちからは、「選手が絵本も読んでくれて、いっぱい遊んでくれて楽しかった」「選手が料理が上手で、カレーも美味しかった」「プロの選手と知り合えたので、試合へ応援に行きたいと思った」といった声が寄せられた。
【NPO法人らいおんはーと】について
「すべての子ども達に豊かで幸せな人生を」を理念に掲げ、教育格差や貧困による体験の格差の是正に取り組み「子どもと親の成長支援」をしている江戸川区のNPO法人です。365日毎日開放している子ども食堂をメインとし、週5の無料塾、不登校児童生徒のフリースクール、ひとり親向けに食料無料配布、中学生対象の高校進学相談会、親と子の就労支援など 幅広くサポートしています。



【子ども食堂 月延べ人数】
子ども 300名、大人 250名
【フードパントリー(ひとり親世帯、経済的困窮家庭への食の無料配布)】
江戸川区内 14箇所、千葉県市川市 1箇所
登録利用者 302世帯



■所在地:〒133-0073 東京都江戸川区鹿骨2丁目33-11
■理事長:及川 信之   
■設立: 2018年1月11日 
■事業内容:子ども食堂、体験活動、進学支援、学習支援、フリースクール、フードパントリーなど
■公式ホームページ https://npo-lh.com/

平日週5日開催の無料塾

子どもと大人で調理する

配膳前に記念写真

【クボタスピアーズ船橋・東京ベイについて】
クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、日本ラグビーの最高峰 「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するラグビーチームです。1978年創部し1990年にクボタ創業100周年を機にカンパニースポーツと定め、千葉県船橋市の(株)クボタ京葉工場内にグランドとクラブハウスを整備しました。「Proud Billboard」のビジョンの元、強く、愛されるチームを目指し、ステークホルダーの「誇りの広告塔」となるべくチーム強化を図っています。また、チーム強化だけでなく、SDGsの推進やラグビーを通じた普及・育成活動などといった社会貢献活動を積極的に推進しています。ホストスタジアムはスピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)。スピアーズではファンのことを「共にオレンジを着て戦う仲間」という意図から「オレンジアーミー」と呼んでいます。

■NTTジャパンラグビーリーグワン 戦績
  2022   ディビジョン1 3位
  2022-23 ディビジョン1 優勝
  2022-24 ディビジョン1 6位
  2024-25 ディビジョン1 2位

■公式ホームページ https://www.kubota-spears.com/

【リリースに関するお問合せ及び取材依頼先>
NPO法人 らいおんはーと
広報担当・佐藤 すずみ
電話番号:090-6653-8227
メールアドレス:lionht810@gmail.com  

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