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「ふなばしアンデルセン公園」入園者900万人を突破 記念式典開催

記念式展でくすだまを割る様子

記念式展でくすだまを割る様子

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 ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀、TEL 047-457-6627)が来園者数900万人を達成し、8月2日に記念式典が行われた。

アンデルセン公園の景観

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 記念すべき900万人目の来園者となったのは市内習志野台在住の天笠充さん親子。式典では松戸徹船橋市長たちと共にくす玉を割り、年間パスポートや園内にある「牧場のアイス屋さん」の引換券を受け取った。

 天笠さんは「入場ゲートをくぐり、スタッフに声を掛けられた時は何か悪いことをしたかとドキリとした」と笑顔でその瞬間を振り返った。妻のゆかさんは「子どもが小さいころから来ている。飽きずにずっと楽しめる施設」と話し、凌くん(7歳)は「工作を作れるところが好き」と話した。

 先日、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で日本のテーマパーク3位、アジアのテーマパークで10位にランクインしたばかりの同園。「少しずつ知名度が上がってきたのは皆さんのおかげ」と、園長の細谷順子さんは笑顔をのぞかせた。

 同園は1987(昭和62)年、「ワンパク王国」としてオープンし、その後、メルヘンの丘ゾーン、子ども美術館ゾーンなどを新たに整備。船橋市は童話作家・アンデルセンの出身地であるデンマークのオーデンセ市と姉妹都市であることから、1996年に「アンデルセン公園」となった。

 オーデンセ市の全面的な協力を受け、メルヘンの丘にある風車や農家の建築資材は現地のものを運び込んで使用。アンデルセン像はデンマーク国内外で初めて複製を許可された銅像だという。

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