船橋市は、初の試みとなる保育士就職支援パンフレット「そうだ!ふなばしの保育園で働こうなっしー!!」を10月6日に作成し、県内および関東近郊の保育士養成校や市内の各関係施設で配布している。
市は、市内の保育園で働く保育士に対し、修学資金の貸し付けおよび全額免除制度や、給与の上乗せ、家賃一部補助など、経済的支援も積極的に行っている。
保育士確保を目的としたパンフレットを制作したのは今年が初。発行は同市、制作は、市役所子育て支援部子ども政策課と同部保育認定課の2課。「全国的に保育士不足は深刻な問題。船橋市では一人でも多くの保育士を確保したい」と話すのは、子ども政策課総務企画班長の平野有希子さん。「ふなっしーの表紙を一目見ただけで船橋市だとわかっていただける。ぜひ手に取ってもらえたら」とも。
パンフレットはA4サイズ8ページ、フルカラー。表紙には大きくふなっしーのイラストが起用され、保育士姿のエプロンふなっしーはこのパンフレットのために描き起こされた。市内の保育園マップや保育園に勤務している保育士4人へのインタビューほか、市の魅力を伝えるページも掲載。
配布部数は5000部。市のホームページからデータをダウンロードして閲覧することもできる。「都市でありながら自然も多い、船橋市のいいところが詰まったパンフレット。市で働く保育士さんが一人でも増えてほしい」と平野さん。