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船橋駅周辺の食べ歩き「ふなばシル」、チケット売り上げの一部を義援金に

当日は、イベント専用MAPを手にした参加者で飲食店に行列ができる

当日は、イベント専用MAPを手にした参加者で飲食店に行列ができる

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 船橋駅周辺の飲食店45店舗が参加し、5月20日に行われる食べ歩きイベント「ふなばシル」のチケットの販売が始まり、売れ行きが好調だという。

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 「ふなばシル」は、ふなばシル実行委員会が2010年から行っている駅周辺の飲食店食べ歩きイベント。5枚つづり3,600円(うち100円は義援金、当日券は5枚つづり4,000円)のチケットを購入しイベントに参加する。イベント当日、参加店にチケット1枚を提出すると、引き換えにアルコール(ソフトドリンク可)1杯と、店のお薦めメニュー1品の提供を受けられるもの。

 参加者は1人で5店舗を回っても、数人で5枚のチケットを消化してもいい。複数の店舗を回り店のお薦めメニューを味わい、店の雰囲気を感じることでより多くの個人店を知ってもらい、地元の飲食店を盛り上げることを狙いに据える。

 実行委員長の山崎健太朗さん(35)は「船橋市内の個人店には、雰囲気や職人さんの技術など素晴らしい店がたくさんあるのに宣伝不足。より多くの人に船橋駅周辺の実力ある個人店を知ってもらい、飲み会のレパートリーに加えてもらいたい」と熱く語る。「3回目の開催にしてようやく趣旨が浸透してきたのか、最近になって参加希望店から飛び込みの相談が増えている」とも。

 一昨年、昨年と比較して「イベント自体の規模が大きくなった。街歩きのイベントや駅前でのライブイベント『ふなきたフェスタ』、ビビットスクエアを会場にした『東北復興支援市』、大人向け『本の読み聞かせ』などたくさんのイベントが同時に開催される」と山崎さん。そのため、「今回はチケットの売れ行きも好調で既に昨年の倍近いチケット予約状況」だという。

 昨年は、1店舗平均で1日の来場者数が50人程度だったが、今回は1店舗平均で100人以上、延べ参加人数は5000人を目指す。昨年までの反省を踏まえ、ポスターを目立つように大きさを倍にし、店頭に飾るミニのぼりなどの販促グッズも用意。スマートフォン対応のアプリも用意する。

 チケットは参加店で販売するほか、公式ホームページで予約も受け付ける。当日、船橋駅北口に設置する本部テントで引き換える。問い合わせは同実行委員会事務局(TEL 047-421-1777)まで。

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