船橋駅周辺で11月13日、食べ歩きイベント「第2回 ふなばシル!!」が開催され、延べ2500人が参加した。

　「ふなばシル!!」は、前売りで5枚つづり3,600円（うち100円は義援金に充当）のチケットを購入し、チケット1枚と引き換えに参加各店が用意する料理1皿とドリンク1杯の提供を受け食べ歩きイベント。事前にチケットをイベント参加店や公式ホームページなどから入手してイベントに参加する。イベント当日にチケットを使い切れなかった場合には、事後1週間設定されている「アトノリ」期間に1チケット＝700円の金券として利用できる。

　実行委員長の山崎健太朗さん（35）は「船橋には魅力的な個人店がたくさんある。多くは路地裏に店を構えており『知らないと入りにくい』と思われが。一度、店に入って雰囲気や料理を味わう事でファンになってもらえる店がたくさんある」と話す。

　2009年、柏駅周辺で70店が参加して開催された「第1回 ユルベルト」にプライベートで参加した山崎さんが、「これは街を元気にできる素晴らしいイベント」と、ユルベルト実行委員会にノウハの伝授を受け昨年、53店を集めた1回目の「ふなばシル!!」を開いた。

　「今回、参加店が減ってしまったのは七五三の予約と重なってしまったため。まだまだ改善していかなければならない点はたくさんある」と山崎さん。今回のチケット販売枚数は「550部程度」。1店平均50人前後の来店があった「ふなばシル!!」だが、目標としている柏の「ユルベルト」は11月3日に行われた「第5回」で参加80店、チケット販売2800枚と先を行く。

　前売りチケットを購入し夫と2歳になる子どもを連れて家族で参加した市内在住の20代女性は「地元の店を発見する事ができてとても楽しい。今回、子ども連れでも大丈夫な店がマップでわかるようになっていたので、家族全員で船橋駅の周辺を楽しむ事ができた。次回もぜひ参加したい」と笑顔で話していた。

　次回開催は来年9月を予定しているという。