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米のつぶつぶアイス「らぁいすくり~む」、船橋の米穀店が販売開始

「今後は各地のブランド米を使った商品化も考えている」と話す牧野さん。現在は、「牛乳味」と「抹茶味」がある

「今後は各地のブランド米を使った商品化も考えている」と話す牧野さん。現在は、「牛乳味」と「抹茶味」がある

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 下総中山駅近くの米穀店「まきの米店」(船橋市本中山3、TEL 047-334-1915)が6月7日、米を使ったアイスクリームの販売を数量限定で始めた。

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 アイスクリームに使っているのは、一般に流通している米よりも径が小さく円に近い形をした「つぶゆき」という品種。船橋市内で牧場を営み、既に市内産のイチゴを使ったアイスクリームの製造で実績のある「アルトポンテ」(松戸市)が製造を手掛ける。五つ星お米マイスターの資格を持つ店主の牧野基明さんが監修した。

 「日本で初めての極小粒うるち米」といわれている「つぶゆき」が粒のままアイスクリームの中に混ぜ込んであり、口に含むとゴロゴロっとしたようなプチプチとした不思議な食感が特徴。炊いた後の米を混ぜ込んでいるため、そしゃくしているうちにご飯に戻る。「よくかんで、味わいながら食べてほしい。かめばかむほど味が出るアイスクリーム」と牧野さん。

 現在、牛乳味と抹茶味の試作品が完成しており、アイスに混ぜ込んであるのは白米。7月の販売開始に向けて玄米を混ぜ込んだ商品も開発が進行中だという。「玄米はおなかの中からきれい にしてくれる優れた食品。夏の暑さで食欲が減退する時期に、ご飯の代わりに食べてもらってもいい商品を開発した」という。

 さらに、「米だけでは摂取し切れない必須アミノ酸が多く含まれている牛乳とのコラボ商品なので、不足しやすい必須アミノ酸の吸収にも優れている」と自信を見せる。原材料には卵を使わず安定剤は海草由来のものを使うなど、食物アレルギーにも配慮する。

 現在の商品は試作品のため毎週100個限定。145ミリリットル入りで350円。試作品のため、25ミリリットル増量中で販売している。

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