船橋歯科医師会は12月10日、令和3年度船橋歯科医師会市民公開講座の動画「お口の健康はウイルス感染リスクを下げる」を公開した。
毎年秋に行われてきた船橋歯科医師会主催による市民公開講座だが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催が見送られた。今年の公開講座は安全に配慮し、東京歯科大学名誉教授の奥田克爾さんを迎え講演を収録し、動画でのネット配信という形式になった。
奥田さんは、日本で危惧されている新型コロナウイルスの第6波に触れ、インフルエンザウイルスが形を変えるかもしれないこと、変異するウイルスと戦うためには口腔内の健康が大切であることを詳しく解説している。
動画公開について船橋歯科医師会会長の赤岩けさ子さんは、「自分の歯を大切にしていただくことで生涯健康的な生活が送れるよう、これまで市民公開講座を開催してきた」とあいさつする。「ご家族皆さんで時間のある時に何度でも繰り返し講座をご覧いただき、この機会にウイルス感染の知識をより深めていただければと思う。これをきっかけにかかりつけ歯科を持ち、定期的に歯科検診を受けることで、歯、口腔、全身の健康づくりに心掛けていただけたら」とも。