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ジャズバー「コクリコットF」で「ふなばし紅白歌合戦」 アーティストが熱唱

店主の河村留理子さん

店主の河村留理子さん

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 船橋のジャズバー「コクリコットF(フォルテ)」(船橋市本町4、TEL 080-3348-5915)で12月30日、「ふなばし紅白歌合戦」が開かれた。

左から濵津美穂さん、LiCaCoさん、aKIさん、飯岡泰山さん、高橋優躍さん、工藤拓也さん

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 同店は船橋市出身・在住のジャズシンガー河村留理子さんが、「毎日生演奏が楽しめる場所」として、隣にあるライブバー「コクリコット」(本町4)の2店舗として2年前にオープンした。

 「地元船橋に音楽をあふれさせたい」との思いで、河村さんが地元の音楽アーティストと一緒に2014(平成26)年から「ふなばし紅白歌合戦」を年末に開催。昨年はコロナ禍のため、規模を縮小して開催した。

 今回は、男女各3人のアーティストが出演。感染症対策を行った上で開催し、市内だけでなく市外から駆け付けたファンらで店内は満員となった。白組団長の飯岡泰山(たいざん)さんは「生で音楽が聞ける場所として、この場所から音楽を発信し続けてきた。来年につながるようなライブにしたい」と意気込みを話した。

 白組は、きららホールでの「ちょっと寄り道ライブ公開オーディション」での優勝経験を持ち、佐倉市を中心に活動する高橋優躍(ゆうや)さん、千葉市を中心に活動する工藤拓也さんが参加。

 紅組団長は船橋出身の濵津(はまつ)美穂さん。「昨年はライブがなかなかできなかったが、今年は対策をした上で活動を続けることができた。紅白歌合戦も楽しみと言ってくれるファンもいてうれしい」と話した。紅組はほかに市内出身のLiCaCoさん、4年前のミュージックストリートをきっかけに船橋でも活動するようになったという横浜市出身のaKIさん。

 河村さんは「今年はガイドラインに沿って対策をしながら、365日営業を続けてきた。通りかかった時に店の明かりが灯っているのを見るだけで、おとぎの国をのぞいているような気持ちになって心があたたかくなったと話してくれた人もいて、ぬくもりのある空間を提供できたかなと思っている」と話した。

 今年は紅組が優勝。1月2日には新春ライブも開催を予定している。

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