新京成線北習志野駅から歩いて10分ほどの場所に花と雑貨などを販売する「la gui(ラ・グイ)」(船橋市習志野台2、TEL 090-1242-9187)がオープンして1カ月がたった。
店主は市内坪井町出身の大島恵理さん。元々花や手作りが好きで、10年以上前からマルシェなどで花の雑貨などを出品していたという。市内工務店でインテリアや工事などに関するコーディネーターとして働きながら、自宅でフラワーアレンジメントの教室も開いていた。
「コロナ禍で家族が自宅にいる時間も増えたので、別の場所で教室を開きたい思いがあったことと、工務店を退職するタイミングが重なって開業を決意した」と経緯を話す大島さん。
約6坪の店内は、大島さんと作家仲間で塗ったというグレー色の壁に、ペンダントライトを配置する。壁に取り付けられた飾り棚やパーティションも大島さんらがDIYしたものだという。「フランス語で古道具という意味の『ブロカント』の家具が、味わいがあって好き。今回、色を塗り直したり磨き直したりして、店内に配置した」と大島さん。
花市場で自ら仕入れる生花のほか、ドライフラワーや花瓶、キャンドル、バッグなど「花と相性のいい雑貨を扱っている」と話す。ハンドメードのアクセサリーや洋服、ドライフラワー、ワイヤー雑貨などもある。これらは以前から一緒にマルシェに出店し、10年以上の付き合いのある友人ら5人のハンドメード作家の商品だという。
店名の「la gui」については、「フランス語で『ヤドリギ』という意味を元にした造語。コロナ禍で作家らも出品する場所が少なかったので、そういった作品を置く場所として、またみんなが集まってくれるような場所になるようにという思いで名付けた」と大島さん。
レッスン(3,000円~)は月曜のみ開講。大島さんによるレッスン以外にも、ハンドメード作家によるワークショップも開催する予定。内容などはインスタグラムで知らせる。
「作家らと客とをつなげる場所になれれば。ここに来れば何かすてきなものがあると思ってもらえるような、日々の彩りになるようなものを提供していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~18時。日曜・水曜定休。月曜はレッスン(10時からと13時からの2回)のみ実施。