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船橋市場の三代目田久保食堂が「こぼれ海鮮丼」 市場の新名物目指して開発

船橋市場の三代目田久保食堂店主の西内大さん(左)と田村ひとみ店長

船橋市場の三代目田久保食堂店主の西内大さん(左)と田村ひとみ店長

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 船橋市地方卸売市場内の和食店「三代目田久保食堂」(船橋市市場1)が2月18日、「こぼれ海鮮丼」(2,000円)の提供を始めた。

750グラムの具だくさんな海鮮丼=船橋市場の三代目田久保食堂が「こぼれ海鮮丼」

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 「こぼれ海鮮丼は、せっかく市場に来たのだから、これぞ市場という感じの大盛りの海鮮丼を食べてみたいと市場の食堂利用客から要望が寄せられメニュー化した」と店主の西内大さん。

 同メニューは、わんにわんでふたをしたカプセルのような容器の上にウニとイクラをのせる。上のわんを外すと、高さ15センチを超え、内容量750グラムの海鮮が現れる。マグロ、アジ、イカ、サバ、マダイ、ブリなどの刺し身がすし詰め状態で詰められている。上のわんを外し、上部に置かれていたウニとイクラを海鮮の上にトッピングして完成する。「こぼさないように食べるのが大変という、絶妙なバランスでわんに詰めている」と西内さんは説明する。

 飽きが来ないよう、マグロだけの大盛り海鮮丼ではなく、8種類の海鮮を「漬け」で提供。刺し身と刺し身の間にシャキシャキした食感の海藻、しっかりした歯応えのキュウリやツブツブと口内で弾けるトビコを混ぜることで、「食感の変化を楽しめるように演出している」という。

 同店では酢飯を使わず、ガリを刺し身の間に混ぜて、口の中で酢飯になるようにしているという。 

 「『市場に食事に来たのだから、こういうものが食べたかった』と言ってもらえるような、豪快でボリューム満点の海鮮丼を作ったので、楽しんでほしい」と呼びかける。

 提供初日は20杯を超える注文があったという。刺し身だけ残ってしまった場合でも完食できるよう、ご飯のお代わり何杯でも無料で提供している。

 営業時間は2時~14時。水曜・日曜定休。

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