北習志野駅から続くバス通りの「エビスきたなら商店街」で7月1日・2日の2日間、「第2回エビスきたなら祭り」が開催され、2日間で5000人を超える人が集まり、にぎわいを見せた。
北習志野エビス通り商店街で「エビスきたなら祭り」 雨天ながら5000人の人出
「商店会からの発信で街を元気づけていけたらと、コロナに負けない気持ちで昨年、第1回を開いた」と話すのは、「丸長ハウス」代表で商店会会長の鵜澤正巳さん。
商店会加盟店の中でエビスさんに扮(ふん)した商店会関係者を見つける「エビスさんGO!」のほか、加盟店が100円で商品・サービスを販売・提供する「100円商店街」も実施した。
初日は朝からあいにくの大雨に見舞われたが、商店街にはレインコートを着てヨーヨーを持って歩く子どもの姿も見られた。100円商店街では、店内でのヨーヨー釣り、くじ引きなどのほか、普段提供しているメニューを特別に100円で提供する店もあった。
2日目は北習志野1号公園で、習志野台第一小学校吹奏楽部の演奏のほか、ヨサコイの演舞も行われ、6月に北海道札幌市で行われた「第32回YOSAKOIソーラン祭り」でYOSAKOIソーラン大賞を受賞した「REDA舞神楽(レダまいかぐら)」も出場し会場を盛り上げた。
昨年に続き今年もステージを見に会場を訪れたという市内在住の主婦は「今年は100円で楽しめる店が増えていた。気になっていたが入ったことがなかったコーヒー店に入るきっかけにもなって良かった」と話していた。
鵜澤会長は「今年も大きな事故もなく無事に終了して良かった。ただ、改善の余地もまだあるように思うので、少しずつ良くしていきながら、今後も楽しんでいただけたら」と振り返る。