イチゴの直売所「ななちゃんのいちご畑」(船橋市三咲6)で1月24日、松戸徹市長がイチゴの摘み取り体験を行った後、10品種の試食も行うなどして、今年の「船橋いちご」のお披露目会が行われた。
当日は若手生産者5人が集まり、それぞれの品種や今年の出来栄えについて、「9月の暑さの影響で作付けが遅れ、この時期になってようやく収穫量が増えてきた」と説明。燃油の高騰により価格が上昇している現状も共有した。
試食会では、田中園=「おいCベリー」「はるひ」、三須トマト農園&いちご農園=「よつぼし」「やよいひめ」、ななちゃんのいちご畑=「スターナイト」「すず」、まる鈴園=「チーバベリー」「ふさの香」、アンデルセンいちご農園=「かおり野」「紅ほっぺ」の10品種を用意した。
船橋のイチゴ生産者は市場へ出荷せず、直売所やイチゴ狩りを通じて消費者に直接提供している。各農家が異なる品種を栽培しているのも特徴。
松戸市長は、「市としても地元の農業を大切にし、都市型農業の利点を生かした取り組みを推進している」とアピールした。