
介護用品レンタル事業を展開する「ヤマシタ」(静岡県島田市)が4月1日、介護用品の洗浄やメンテナンスを担う新施設「千葉オペレーションセンター」(船橋市西浦2)を開設した。7月の本格稼働に向けて、段階的に稼働を始める。
新施設は国内5カ所目の洗浄拠点で、関東では埼玉に次ぎ2拠点目。高齢化が進む首都圏における介護需要の急増に対応するため、マットレスや車いす、介護ベッドなどの洗浄工程を集約し、「効率的な再生・再レンタル体制を構築することを目的としている」という。
特長の一つが、マットレス洗浄工程の内製化。アース製薬や洗浄機メーカーと共同開発した独自の除菌・消臭剤を専用機に組み込み、洗浄と消毒を一体化したという。従来と比べ洗浄時間を約30%短縮しつつ、臭気が原因で廃棄されていた製品の再生率向上を実現したという。マットレスは脱水後、専用乾燥機で処理し、再レンタル可能な状態へ仕上げる。
施設には、温水高圧洗浄機や乾燥室など最新設備を整備し、初期段階では洗浄機3台体制で運用を開始。物量の増加に応じて最大6台まで増設を予定している。洗浄水にはオゾン水を使い、衛生面にも配慮する。
同社ホームケア事業部の担当者は「利用者が安心して使える製品を届けるのと同時に、廃棄物削減によって環境負荷の低減にも貢献したい。再生循環型のビジネスモデルを推進していく」と話す。「介護用品のレンタルは在宅介護利用者の7割が使う社会インフラサービス。リユースの普及で常に状況に適した用具を使えるようになる」とも。
営業時間は9時~18時。土曜・日曜・祝日定休。